【韓国】[[民事裁判が変わる]最高裁判所、1審 ‘不意打ち’減らして裁判の承服率高める

[民事裁判が変わる]最高裁判所、1審 '不意打ち'減らして裁判の承服率高める
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[民事裁判が変わる]最高裁判所、1審 '不意打ち'減らして裁判の承服率高める
[民事裁判が変わる]最高裁判所、1審 ‘不意打ち’減らして裁判の承服率高める

[ 2013-04-15 ]
[民事裁判が変わる]最高裁判所、1審 ‘不意打ち’減らして裁判の承服率高める
複雑な事件の争点集中整理…予測できなかった部分で敗訴なく
大法院、裁判進行のノウハウなどとりまとめ… “民事裁判レポート”発刊

法院が1審裁判で弁護士が予期できない争点ため敗訴する、いわゆる”不意打ち”を減らすために積極的に乗り出すことにした。複雑で、当事者間の争いが激しい場合は、事件の争点を整理する期日を十分に運営して、予期しない部分で敗訴する事件を減らして裁判の結果に対する承服率を高めるという方案だ。

このため、今後一審の弁論準備期日はより長くなり、弁論期日は減少するものと予想される。大法院は、最近1審民事裁判に関するさまざまな争点を扱った業務資料集である”民事裁判レポート2013″を発刊して裁判官に配布した。報告書は、裁判官が裁判を進行しながら感じた問題を一覧表示し、経験から得たノウハウを向上させる方策として提示した。

また、弁護士と裁判官をグループごとにインタビューした結果と証拠の申請と採択の有無、証人尋問、心証交流の活性化、判決書の作成​方法など、1審集中と関連したいくつかの争点を整理した。裁判の独立性が確保されるため、大法院はこの資料集を介して提示した改善案は、裁判官に強制力はなくても、現場の裁判官の意見を幅広く取り入れて作成されただけに多くの裁判官が積極的に参考にしてみると裁判に少なくない変化が来ると予想される。

報告書の作成​​に参加した裁判官と弁護士は1審裁判に対する承服率を上げるには、争点化されていない部分のために勝敗が分かれるケースを減らすことが重要だということで意見が一致した。グループインタビューに参加したある中堅弁護士は、”弁護士の立場で一番痛いのが不意打ちだ。戦ったが負けたと思うことができない、戦ったこともない部分で敗訴した場合には、不合理ので、1審集中方策を介してそのようなことが消えたら良いだろう”と話した。

裁判所は、裁判の承服率を高めるために争点を整理し、手続きを協議する期日を積極的に運営する案を提示した。当事者の主張や証拠を詳細に把握しても、弁論終結前に争点化せずに弁論終結後に裁判長が独自に主張と証拠を比較して結論を出す場合には、たとえその過程を判決書に記録すると言っても、当事者は、これを不意打ちと感じるからである。

これまで裁判手続きの協議の過程は、圧縮された手続の集中審理のために証拠提出の機会を時期的に制限することに重点があった。しかし、報告書は、”充実した審理のために手続き協議を通じ、可能なすべての証拠方法を見つけ、計画的に審理を進め、新たな証拠提出のための控訴を最小化する方向で手続き協議に対する認識を転換する必要がある”と助言する。

できれば弁論期日を直ちに進めるよりも、論争の準備手順にかけて弁論準備期日から進行することを勧告した。ただし、争点が複雑でなかったり、合議部全員が当事者に対面した状態で、心理方向を設定する必要がある場合などは、すぐに弁論期日をとる方式が適していると助言した。貸付金、建物引渡、賃貸借保証金の返還など心理方向の予測が難しくない典型的なケースがここに含まれる。

逆に証拠が多く、事案が複雑で証明計画などを事前に協議する必要がある専門裁判所の事件や心理方向を予測することが困難な非典型事件などは、事前に時間をかけて書面が行き来する弁論準備期日を先に進めることを勧めた。報告書は、弁論終結後も”不意打ち”が予想される場合には、弁論を再開することが望ましいと勧告した。大法院は、判例(2010다10532)で”論争中に争点化されていないか、付随的に扱われた事項は、弁論終結後に記録を検討する過程で、判決に影響を与えるほどの重要な事項と判断された場合には、弁論を再開してこれを争点化し、それについての論争と証明の機会を付与することが適切である”と判示している。

大法院関係者は”1審裁判の実質化のための新たな制度を施行するものではないが、裁判所が事件の種類によって弁論期日を弾力的に運用するために事件を担当した弁護士もこれに対し備えて、争点整理に忠実でなければならないものと見られる”と話した。

チュァ・ヨンギル記者 jyg97@lawtimes.co.kr

【出典】韓国/法律新聞
http://www.lawtimes.co.kr/LawNews/News/NewsContents.aspx?serial=74148&kind=AA&page=1

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Author: hasegawa

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