【韓国】不動産安全取引総合支援システムの問題点と改善方案

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不動産安全取引総合支援システムの問題点と改善方案
ファン・ユンチャン法務士(蔚山(ウルサン)地方法務士会) 入力:2017-12-28午前11:25:32

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Ⅰ 不動産支援システムの推進事業目標、戦略方向、推進戦略など

1.法院行政処と国土部は電子政府法(以下‘法’という)によって共同で不動産安全取引総合支援システム(以下‘不動産支援システム’)を構築中にある。

2.不動産支援システムの事業推進計画によれば、不動産支援システムの事業推進目標は‘国民が不動産取引時に各種権利を安全に取得することができるように統合支援すること‘であり、戦略方向は‘権利総合情報提供、登記前取引保護、不動産電子契約活性化’と‘原因証書登記連係’、‘国民中心の断絶のない業務処理のための関連機関との連係’であり、推進戦略は契約締結時点から登記完了時点まで登記移転の取引過程の保護支援のための不動産取引事前公示制度の用意・施行と、原因証書作成から関連納税義務履行および登記申請まで断絶のない業務処理のための関連機関連係の構築だ。<一部省略>

Ⅱ 不動産支援システムで電子不動産安全取引を提供するには電子エスクロ供託/登記システムを構築しなければならない。

1.不動産支援システムは国民の各種権利安全取得を目的としていて、契約締結時点から登記完了時点まで登記移転の取引過程の保護支援のための不動産取引事前公示制度の用意と施行を推進戦略としているのに同システムにはその履行システムがない。

その目的と推進戦略を履行するには買主等の登記権利者が安全な登記を完了受けて、売主等の登記義務者が取引代金を安全に取得する不動産安全取引機能のシステムが必要だ。

2.不動産支援システムで電子不動産安全取引を提供する方法は供託/登記の電子システム改善による‘取引代金(契約金/中途金/残金)の電子供託申請+電子登記(仮登記/本登記/設定登記)申請’の同時履行と‘登記観の校合+供託官の供託受理’の同時履行で‘登記完了+供託取引代金の本人金融口座に電子バンキング’が同時履行なるようにする電子エスクロ供託/登記機能のシステム(以下‘電子エスクロ供託/登記システム’という)の構築が最善の方法といえる。
したがって‘電子エスクロ供託/登記システム’の構築が必要だ。

Ⅲ 不動産支援システムで電子申請の安全保障を提供するには‘本人身元確認システム’の構築が必要だ。

1.不動産支援システムが電子申請の安全保障を提供するには売主、買主、代理人等に対する本人身元確認提供が必要だが同システムにはその履行システムがない。

2.法によれば、電子申請の代理人とその委任者は不動産支援システムの利用者であるから電子申請生活に対する便益増進・安全保障のために、法第10条、第18条、第30条の3の規定によって法院行政処長に①委任者は代理人に対する代理人本人身元確認情報を要求する権利があって、②代理人は代理人が確認した委任者本人身元確認情報が法院行政処・国土部・行政府・その他連係関連機関の本人身元確認情報と一致するのかどうかに関する情報提供を法院行政処長に要求する権利があって、③法院行政処長はその履行の義務がある。

したがって法院行政処長は不動産支援システムに委任者/代理人の本人身元確認機能をするシステム(以下‘本人身元確認システム’)を構築する義務がある。
したがって本人身元確認システムは構築されなければならない。

Ⅳ 不動産支援システムで断絶のない電子申請業務を処理するには‘登記公認認証情報システム’の構築が必要だ。

1.不動産支援システム構築事業計画によれば、原因証書作成から関連納税義務履行および登記申請まで断絶のない業務処理のための関連機関連係のシステムを構築することが推進戦略になっている。
不動産支援システムでその推進戦略のように断絶なしで業務を処理するようにするには、不動産支援システムの連係関連機関で‘電子原因証書作成と登記申請に必要な公認証明書’を断絶なしでオンライン受信して業務を処理できるべきなのに、不動産支援システムには①公認証明書を断絶なしで受信する連係関連機関がなくて、②法第9条の該当機関無訪問公認証明書受信のシステムがなくて、国民中心の関連機関連係の断絶のない業務処理が不可能な状態にある。

2.不動産支援システムで電子原因証書作成と登記申請を断絶のない業務で処理することができるようにするには、不動産支援システムに‘登記/供託公認認証機能のための法第2条13号の情報システム(以下‘登記公認認証情報システム’)’を構築して登記/供託公認証明書(以下‘登記公認証明書’)を国民に直接オンライン送信するシステムの構築が必要だ。

3.ただしセルフ電子申請(仮訳者注:本人申請のこと)の場合には現行の公認証明書などをそのまま使うようにして、電子申請代理の場合にだけ国民の機関無訪問の便益提供と、代理人の電子申請および公認証明書使用に対する国民の不安・不信・不便の解消と不動産支援システムに対する国民の信頼向上、電子登記の公信力強化のために登記公認証明書を義務的に使うようにしなければならない必要がある。

Ⅴ 不動産支援システムで国民に機関無訪問の登記公認証明書オンライン受信便益を提供するには代理人のRAシステム構築が必要だ。

1.法第9条、第10条によれば法院行政処長は民願事項などを処理する時に当該請願人などの身元を確認する必要がある場合には‘電子署名法’第2条第3号による公認電子署名(以下‘公認電子署名’)や大法院規則に定める方法でその身元を確認でき、請願人が当該機関を直接訪問しなくて民願事項などを処理することができるように関係法令の改善、必要な施設およびシステムの構築など諸条件を用意しなければなければならないと規定している。

また、法第30条の31項によれば電子的システムを通じて収集・管理されるデータを共同で活用するためのシステム(以下‘データ活用共通基盤システム’)を構築・運営することができると規定されているが不動産支援システムにはその履行システムがない。

2.不動産支援システムで国民が法第9条の該当機関無訪問の登記公認証明書をオンラインで受信するには、登録代行をする義務的RA(登録代行機関)が必要だが、法務士がその義務的RAの最適任者だ。

その理由は法務士は法院の監督を受ける唯一の代理人で、委任者に対する本人確認の義務があり、その確認業務に対し法院の監督を受けて、法律によって登記/供託申請代理権を与えられた唯一の資格者代理人であるためだ。

Ⅵ 電子登記に対する登記公信力/国民信頼/国民便益のために、法務士の①本人身元確認システム義務的使用②義務的RA業務および現場RAサービス③登記公認証明書の義務的使用などを大法院規則に定めるということが必要だ。
ただ、弁護士は電子申請代理をする場合にだけ本規則を適用するようにする。

1.不動産支援システムが不動産取引時の各種権利の安全取得と、登記公認証明書受信および登記業務の断絶ない処理を支援するには、まず取引者が真の当事者であるかどうかの本人身元を確認する制度が必要で、また、原因証書作成から登記申請まで断絶ない業務処理ができるように支援する制度が必要なので、法務士の上の各システムの義務的使用を大法院規則で制度化するということが必要だ。

2.そして法院行政処長は電子登記の公信力向上と電子申請代理および登記公認証明書のオンライン送受信に対する国民の不安・不信・不便を解消するために、代理人の本人身元確認システム義務的使用・義務的RA業務および現場RAサービス・登記公認証明書の義務的使用などを大法院規則で定める義務がある。

ファン・ユンチャン法務士(蔚山(ウルサン)地方法務士会)

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-Opinion/Legal-Opinion-View?serial=136633

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Author: hasegawa

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