【韓国】“AIなどコンピュータが下す意思決定…規制基準用意されなければ”

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“AIなどコンピュータが下す意思決定…規制基準用意されなければ”
ソウル大アジア・太平洋法研究所シンポジウム
パク・ミヨン記者mypark@lawtimes.co.kr 入力:2017-08-28午後4:34:16

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第4次産業革命時代を迎えて人工知能(AI)等コンピュータシステムが下す自動化された意思決定に対する法的評価と規制基準が用意されなければならないという主張が提起された。

特定アルゴリズムにより機械的に進行される意思決定において不正確な結果や誤った判断が導き出されて被害が発生した時に誰がどのように責任を負わなければならないのかなどに対する法的基準が一度もない実情であるためだ。

ソウル大アジア太平洋法研究所(所長チャン・スンファ)とソウル大法科経済研究センター(センター長コ・ハクス)は24日ソウル、中区(チュング)、韓国プレスセンター国際会議場で’人工知能、アルゴリズム、個人情報保護を巡る政策的課題’を主題として国際シンポジウムを開催してこの問題を議論した。

ジョシュア クロール(Joshua Kroll) UCバークレー大博士はこの日クォン・ヨンジュン ソウル大ロースクール教授の司会で進行された第3セッション’人工知能意思決定と法的社会的責任’部分のパネルに登壇して”今まで歴史的に人々が重要な決定を下してきたが、今はコンピュータシステムが重要な決定を下している”として”しかし意思決定過程を支配する責務性メカニズム(accountability mechanisms)と法的基準は技術の発達水準に追いつけずにいる”と話した。

引き続き”実際に多くの学者がコンピュータが意思決定を下す状況がきてコンピュータから不正確または不当な、または不公正な結果が導き出される場合、これを是正できるシステムが不備だと指摘している”と強調した。

それと共に”政策立案者と立法者、法院が利用できる現在の方法論は総じて人が意思決定を下す状況を想定して人を監督するために開発されたもの”としながら”AIのような新しい発明品を支配するためにはこのようなシステムの不備が解決されなければならない”と主張した。

また”法学系と政策討論で主な解決策で提示されている’透明性(transparency)’がこのような問題を解決することができるという立場に疑問を提起する”として”完全な透明性を要求するのは望ましくないこともあるので、これは透明性により個人情報が流出する場合やシステムが戦略的に悪用されるため”と説明した。

サンドラ ワット(Sandra Wachte)オックスフォード大博士も”コンピュータシステムも不公正で差別的な決定を下すことがあり、偏見を深化し、または複製することができる”としながら”それだけでなく人間の理解と安全を危険に置くようにすることができる非常に敏感な環境で期待できなかったり予想できない方式で行動することもある”と警告した。

彼は”公正で責任あるAIとロボット工学を作るためには正確な規制とともに理解し難い技術システムを検証・説明して調査できるより良い方法が必要だ”とした。

国内外専門家300人余りが参加したこの日シンポジウムではこの他にも△人工知能、アルゴリズム、個人情報保護を巡る政策的課題△AIビックデータと市場競争の問題△データ非識別化の現実と課題などを主題とした発表と討論が進行された。

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?serial=120536&kind=AF01

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