【韓国】[法の日特集] “法曹界も人工知能(AI)と競争時代”

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[法の日特集] “法曹界も人工知能(AI)と競争時代”
法の日記念’人工知能と4次産業…’特別座談
ソン・ヒョンス記者boysoo@lawtimes.co.kr 入力:2017-04-19午後3:32:50

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人工知能(Artificial Intelligence,AI)出現にともなう第4次産業革命が法律サービス産業と市場のパラダイムを革命的に変えていくことだと国内最高のIT・法専門家たちが展望した。
AIがオソ弁護士[仮訳者注:所属弁護士(Associate Lawyer)は、法律事務所に採用された弁護士をいう。英語の名称を減らしオソまたはオソ弁護士とも呼ぶ。(出典:ウイキペディア)]や裁判研究員、ローファーム スタッフ陣が主にした判例検索や国内外資料抽出および分類・分析などの業務を早く代えるという予測だ。

ここにAIが高度化されればこれらの資料などを基に訴訟結果を予測してその論理的根拠までも提示することができるようになると予想されて法曹界に大きい影響を及ぼすものと見られる。
専門家たちは人を直接対面して人間の情緒まで考慮して処理しなければならないことが多い法律業務の特性上判事と検事、弁護士など法曹人の役割は依然として残るだろうが、4次産業革命時代を迎えて新しい生存戦略をたてなければなければならないと指摘した。

与えられた資料だけで正解を探すのではない判例の変更や弁護戦略の設定、捜査、法律改正など既存の枠組みを破る高度な抽象的で創意的な業務までAIがそういえば難しいために新しい分野を積極的に開発して訓練しなければならないということだ。

法律新聞(社長イ・ヨンド)は第54回法の日をむかえて17日ソウル、良才洞(ヤンジェドン)エルタワーで’人工知能と第4次産業革命が法曹界内外に及ぼす影響’を主題で特別座談会を開いた。

ク・テオン(48・司法研修院24期)テクエルロ法律事務所代表弁護士が座長を引き受けて、シン・ヨンシク(49・29期)大検察庁デジタル捜査課長(部長検事),カン・テウク(43・31期)法務法人太平洋弁護士、イ・キリ(46・32期)裁判所図書館調査審議官(判事),チョン・ウンジュン(46・33期)ユミ弁護士、キム・ギョンファン(48・36期)ミンフ代表弁護士など法曹界最高のIT専門家たちが討論した。

現在の法律市場に登場したAI技術はアメリカIBM社が作ったAIコンピュータ ワトソン(Watson)を土台に開発されたロス(Ross)が代表的だ。
ロスは昨年5月アメリカ ローファーム ベーカーアンドホステラー(Baker & Hostetler)に雇用されて破産関連判例を収集して分析する業務を遂行している。
ロスは人の日常言語を理解して秒当たり10億枚の法律文書を分析して質問に合う返事を作り出す。

その他に代表的なリーガルテック(Legaltech)技術では弁護士とAI専門家たちで構成されたインテルシリコン メタ研究所(代表イム・ヨンイク弁護士)が開発した知能型法律情報システム アイリス(i-LIS)と法律および政策データを分析するヒスカルノート(Fiscal Note),ビッグデータを基盤で法律サービスを提供するレックスマキナ(Lex Machina)等がある。

座談会参席者は近い未来にこのようなリーガルテック産業が法曹界のパラダイムを効率的に変えると展望した。
だが、人間だけが遂行できる高次元的業務まで対処することは難しい限界も持つことだと見通した。

キム代表弁護士は”ワトソンが医療分野に進出、膨大な論文やデータを分析して医者たちに提供するようにAI法律サービスも判・検事、弁護士に膨大な判例と法令を整理してサービスを提供すること”としながら”費用削減が重要なローファームの立場ではAIを活用することに友好的にならざるをえないが、人間の法的推論過程と決定過程での価値判断能力までAIが代えることはできないだろう”と話した。

イ判事は”AIが過去資料を持って答を出しさえすれば’現在の正義’という基準としてなされる判例変更というのはありえないこと”としながら”資料検索や分析など単純業務での効率性は人間がAIについて行けないことだが高次元的な判例変更や裁判戦略設定などはAIが遂行するのに限界がある”と分析した。

シン部長検事は”膨大な証拠資料を検索して抽出・分類・分析する過程でAIが捜査の効率性を高めるのに多いに役に立つだろう”と話した。
彼は”ただし与えられた資料でない実体的真実発見には積極的な捜査が必要だが、積極的な部分はAIが高度化されて飛躍的な発展をするとしても人間を代えられるか疑問”と明らかにした。

参席者はAIが資料分析などの業務から早く人間法曹人の役割を対処するために年次が低い法曹人であるほどAIが代替できないと予想される高次元的な業務分野を発掘して遂行能力を育てなければなければならないと強調した。

カン弁護士は”AIは若い弁護士の役割を代える可能性が大きくて、その時間は長くかからないこと”としながら”結局後輩が生き残るためには既存と違った方式の教育が進行されなければならない”と話した。
彼は”AIが代替できない部分はどうにか残るほかはないので人ができることを探して教育しなければならない”として”AIの単純業務機能を活用して若い弁護士の能力を引き上げる必要がある”と強調した。

チョン弁護士は”アメリカには離婚専門リーガルテックであるウエボス(Wevorce)があるが、この企業はデータベース(DB)を活用して裁判でない当事者間調整戦略を提供する。
ここに弁護士が人間の共感能力を活用して依頼人と交感して離婚戦略を議論すること”としながら”のようにAIの助けを受けながらも人間だけができる能力を活用して顧客と共感するならば弁護士に対する需要は存在するだろう”とした。

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?serial=109554&kind=AE

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Author: hasegawa

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