【韓国】人工知能がもたらすリーガルテックの未来

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人工知能がもたらすリーガルテックの未来
ファン・サンチョル次長(法制処)
入力:2017-02-09  午前11:52:12

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去る2016年1月世界経済フォーラムであるダボス フォーラムでクラウス シュバプ(Klaus Schwab)会長が第4次産業革命という話題を世の中に投げた。
そして第4次産業革命が近い未来に到来することで、これによって職場地形変化という社会構造的変化が現れるという予測が出てきている。

実際に第4次産業革命の代表キーワードである人工知能は自律走行自動車など製造業分野はもちろん、医療などの専門領域まで拡大適用されている。
例えば、‘ワトソン’という人工知能ドクターはX-Ray一枚で肺癌など肺関連疾患を捜し出して、病気情報を入力すればこれを土台に最も適合した治療方法を提示してくれたりもする。

最近では法律分野でもその活用が拡大しているが、いわゆる法律と技術が結びついたリーガルテック(LegalTech)という新しい産業が市場に現れている。
人工知能を活用した法令情報検索、法律相談・諮問および判決予測などのサービスに至るまで変化の速度が想像を超越している。

最近法制処は今年業務報告をして法律分野人工知能の構築などの課題を発表したことがある。
特に法制処が去る1998年から法律など4600件の国家法令と9万1000件余りの自治法規、判例、解釈例および各種書式など353万件余りの法令情報を集めて提供している‘国家法令情報センター’は第4次産業革命で代弁される知能情報時代の進入に合わせて、また、一度の跳躍を準備している。

具体的にはこの間蓄積しておいた数多くの法令・判例情報を人工知能が学習できる知識基盤を構築しようとする。
実際に法律分野は膨大な分量の情報が蓄積されているが、それを理解して実生活に適用するのは法理に関する専門知識が要求される。
したがって一般国民を助けるための人工知能の出現が期待される分野の中の一つで、世界各国がこの分野サービス開発に熱を上げているのも事実だ。

それで法制処は今年から国民生活と密接な交通事故、創業認・許可およびアパート層間騒音分野に対し試験的に法律相談サービスを提供しようとする。
法令情報、判例情報、相談情報を基に情報通信技術を適用した人工知能型法令知識ベースを構築しようとすることだ。

これを通じて民間や公共部門で必要に応じて多様な知能型法令情報検索や法律相談をするいわゆる‘法令AlphaGo’等のサービスを開発することもできることになる。
例えば、ひき逃げ事件に追い込まれた運転者が‘救護措置をつくさなかった逃走車両’という具体的な法律用語を分からないといっても、‘ひき逃げ’という日常用語だけ入力すればひき逃げと関連した各種法条文および判例を効率的に検索できることになる。
進んで運転者の状況に合う予想可能な行政処分、過去の法律・判例推移および判決予測などの法律業務を双方向で疎通して提供されることができるようになる。

中国の歴史の本である春秋左氏伝に除旧布新、‘古くなったものを除去して新しいものを広げて出す’という意の故事が記録されている。
この言葉は今まで昨年を送って新年を迎える心を代弁する故事として広く知られている。
今私たちは第4次産業革命という新しい時代を迎えている。

ころで、全世界的にリーガルテック新規創業(スタートアップ)は約1400個余りに達した反面、私たちは1~2個の民間スタートアップを除いてまだ足踏み段階にあるという。
今後法令情報の公開・共有を通じて法令情報の自由な移動を高める必要がある。

法制処も先に迫る人工知能時代にあらかじめ備えて制球砲身の気持ちで過去の障害物を除去することによって新しい時代の踏み石になろうと、法律分野人工知能活性化のための基礎作業をがっちり準備していこうとする。
これを通じて国民誰でも容易に接する法律分野人工知能を構築して国民の法律生活をより一層便利にして、スタートアップと関連産業発展も促進させられるように一歩、一歩進もうとする。

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-Opinion/Legal-Opinion-View?serial=107919&kind=BA04

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Author: hasegawa

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