【韓国】“人工知能、判事・検事・弁護士代えることはできないもの”

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“人工知能、判事・検事・弁護士代えることはできないもの”
商用化速い動き…法曹領域どこまで入ってこようか
シン・ジミン記者shinji@lawtimes.co.kr 入力:2016-10-20午後2:48:44

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大法院が18日開催した’2016国際法律シンポジウム’の主題を’4次産業革命の挑戦と応戦:司法の未来’で捉えたことはすでに人工知能(AI)が既存法曹の領域を見下げるほどの技術力を早く備えていきつつあるためだと見られる。

既存枠組みから抜け出して新しい変化と革新なしでは現在の人間法律家がしている業務領域の相当部分をAIに渡さなければならないのはもちろんAIの本格的商用化にともなう法曹環境の変化に能動的に対処しにくいという認識が法曹界内外で広がっている。

実際に2013年英国オックスフォード大研究陣は2030年までに判事という職業がAIに押されて消える確率が40%に達するという分析を出すこともした。
去る1月発刊された’UN未来報告書2045’も30年後AIによって代替される危険性が大きい職業として翻訳家、会計士などと共に弁護士を挙げた。

すでにアメリカの’レックス マキナ’という過去判決文と訴状などを分析して勝訴確率を提示していて、人工知能弁護士’ロス’はアメリカ一部大型ローファームに採用されて破産関連判例を収集して分析する業務を遂行している。

ロスは人の日常言語を理解して秒当たり10億枚の法律文書を分析して質問に合う返事を作り出す。
‘マシン ラーニング(machine learning)’技術を通じて質問と返事、新しい判例と法律をずっと学習するので時間が経つほど賢くなる。
ドイツは犯罪データを分析して犯人の逃走経路などを予測する人工知能プログラムを最近導入した。

感受性は人間だけが持つ能力…
人工知能に期待難しくて

これに伴い、専門家たちはAI技術をよく活用する一方、人間だけができる領域を探して関連能力を強化しなければなければならないと助言する。
法律家が解決しなければならない事件は人間の間で発生することであるだけに事件当事者に対する憐憫など感受性を持ってこそ具体的妥当性ある結論を導き出せるのに、感受性は人間だけが持つ能力であるためだ。

シンポジウムに参加したオラン エチオニ(Oren Etzioni)アメリカ アラン人工知能研究所長とロマン ヤムポルスキ(Roman Yampolskiy)アメリカ、ルイビル大コンピュータ工学科教授もこの点を強調した。

エチオニ所長はAIの発達が持ってくる未来を肯定的に展望する専門家で、ヤムポルスキ教授はAIの発達を’悪霊の召還’に比喩するほどAIの危険性を警告した学者だが二人ともAIが法廷で判事や検事、弁護士の役割を完全に代えることはできないものだと見通した。

訴訟資料・判例迅速に分析…
裁判効率性は高めることができて

エチオニ所長は”技術的に可能でも判事の役割をAIに任せるのは望ましくない”として”判事は人に対する憐憫と共感能力があるべきなのにAIにこれを期待することは難しい”と指摘した。

彼は”ただしAIが訴訟資料と判例を迅速で正確に収集して法律家に大きい助けになることはできるだろう”とした。
ヤムポルスキ教授も”どんな事例がAIに注入されるかにより人種、性別などにともなう偏見が生じることがある”として”AIが客観的に判断できる時が来たとしても人間に対する最終決定は人間が下さなければならない”と主張した。

二人はAIが裁判の効率性を高められるために制限的に導入して利用するのは可能だと見た。
人間の生死を争う判決は代えにくいが財産紛争などの分野では双方が合意するならば可能だということだ。
膨大な分量の判例を短時間に分析・検討して時間と人材を画期的に減らすことができるためだ。
<シン・ジミン、イ・スンギュ記者>

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?serial=103920&kind=AA01

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Author: hasegawa

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