
‘人工知能判事’ 誕生するか…司法府も’第4次産業革命’議論
大法院、18日’4次産業革命の挑戦と応戦:司法の未来’国際法律シンポジウム
シン・ジミン記者shinji@lawtimes.co.kr 入力:2016-10-11午後4:21:21
人工知能(AI)の出現に代表される第4次産業革命は’アルファ[仮訳者注:アルファ(英語:AlphaGo)はGoogleが開発した人工知能(AI)囲碁プログラム]判事’を誕生させるか。
新しい技術の出現は判事と検事、弁護士、法廷の姿をどのように変えることになろうか。
大法院がこの問題を議論するために18日ソウル、瑞草洞(ソチョドン)庁舎大会議室で’4次産業革命の挑戦と応戦:司法の未来’を主題で’2016国際法律シンポジウム’を開催する。
4次産業革命はAIとビッグデータなどに代表される新しい技術が人間の職業と労働、社会両極化など既存社会・経済秩序を完全に変える次世代産業革命を意味する。
今回のシンポジウムは4次産業革命にともなう急激な社会変化に対応する司法府の未来戦略を議論するために用意された。
4次産業革命を主に主張したクラウス シュバプ(78・写真)世界経済フォーラム(WEF・ダボスフォーラム)会長が今回のシンポジウムに参加する。
シュバプ会長はこの日ペク・カンジン(47・司法研修院23期)カンボジア クメール・ルージュ国連特別裁判所(ECCC)裁判官と’4次産業革命の到来’を主題で特別対談する予定だ。
この席で4次産業革命がもたらす社会・経済セクターの変動とこれに伴う労働形態の変化、司法府の対応姿勢などが議論される展望だ。
その他にも未来・法律・経営学など多様な分野の専門家たちが大挙参加する。
グローバルIT企業のマイクロソフトの共同創業者ポール アランが設立した’アラン人工知能研究所’のオレン エチオニ所長とアメリカ、ルイビル[仮訳者注:ルイビル(Louisville)は、ケンタッキー州中央部に位置しているケンタッキー最大の都市]州立大のサイバーセキュリティー研究所長であるロマン ヤムポルスキ教授などが’4次産業革命と未来社会’を主題で討論する。
人工知能法律サービス業者である’レックス マキナ[仮訳者注:「レックスマキナ(Lex Machina)」は、法律の資料を分析し、予測するシステム]’を設立したジョシュア・ウォーカー等も参加して’4次産業革命がもたらす未来の法律環境変化’の姿を提示する予定だ。
大法院関係者は”シュバプ会長が4次産業革命を話題で投げた後、全世界の政治・経営界などで活発な関連議論が進められている”として”今後機械が人間の領域をどれくらい代えるのか、法曹界はどのように変わるのか眺望してみて備えようとの趣旨”と説明した。
【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?serial=103745&kind=AA
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