【韓国】[単独]不動産登記システム58年ぶりに大手術

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[単独]不動産登記システム58年ぶりに大手術
早ければ来年から家主滞納情報まで一目で
イ・ヒョンジョン記者入力:2016.05.02 17:25:20

#2年前釜山(プサン)に職場を移したAさんは保証金1億3000万ウォンで2年間アパート貸し切り契約を結んだ。
契約金として1000万ウォンを先に出して3ヶ月の後残金1億2000万ウォンを払って入居した。

家主が税金を払わないのでアパートが押収された事実を知ったことは以後のことだ。
契約当時には登記事項証明書に何の表記がなかったためだ。

結局公売手続き終了時に他の人が家を購入し、Aさんが受け取ったお金は145万ウォンに過ぎなかった。

#Bさんは10年間貯めたお金で昨年初めて自身の名前で借家を得た。
だが、喜びも束の間、Bさんは自身が受けた契約書が3500万ウォンの本来貸し切り契約ではなく保証金500万ウォン賃貸になっていたという事実をしばらくの後に知るようになった。

Bさんが分からない間に公認仲介士は他の人と貸し切り契約を再び結んだ。
あわてて取り引きを任せた公認仲介士事務室を訪ねて行ったが該当仲介人を探すことができないという返事だけ帰ってきた。

今後このようなくやしいことが消える展望だ。
大法院が来年から不動産登記簿謄本を一枚に減らして不動産取引に必要な情報を関連機関でそれぞれ確認する苦労を減らす予定だ。

また、既存では提供されなかった家主の滞納情報なども知ることが出来ることになる。
二重契約など登記制度の弱点のせいで度重なってきた問題を根絶するために‘登記前取引’を保護する方案も用意される。

大法院法院行政処(処長コ・ヨンハン大法院判事)はこのような内容の‘不動産安全取引統合支援システム(別名登記先進化方案)’を来年から次々と施行すると2日明らかにした。

国民が不動産取引時に各種権利を安全に取得することができるように不動産登記制度を58年ぶりに使用者中心に大幅変えるものだ。
登記先進化方案には△権利総合情報提供△登記前取引保護△不動産電子契約活性化△原因証書(取引契約書)-登記連係などが主な内容で含まれる。

従来は不動産取引に先立ち登記簿謄本を発行して該当不動産は誰所有なのか、銀行が根抵当権を設定したのか、債権最高額はいくらなのか等をを確認した。
その他にも土地・建築物台帳情報、確定日時、滞納情報など最小8種類以上情報を分かるために別途の手順を踏まなければならなかったが来年からは散在された情報を登記簿一枚(権利総合情報)で総合的に確認することができる。

早ければ2018年からは登記移転の取引過程を保護するための‘不動産取引前公示制度’も施行される。
過去には不動産取引契約を締結した後残金を支給して登記を終えるまで通常2ヶ月間法的効力の空白ができて二重売買、詐欺などの被害が発生する可能性があった。

大法院関係者は“現行仮登記制度があるが費用と便宜性の問題で活用が微々たる実情”としながら“契約を締結した直後から登記簿謄本を通じて‘近い将来該当不動産の主人が変わること’という情報を提供することができるようにより効率的な方法を用意している”と話した。

家主と購買者が公認仲介士事務所で会って紙契約書に署名をする煩わしさも減らすことになる。
不動産電子契約を活性化してこれからはいつどこででもタブレットPCと携帯電話で契約を締結して、直ちに取引申告と税金納付、所有権移転まで終えることができる。

この過程で住民センターなどの色々な機関を訪問して同じ内容の書類を重複提出する必要も消える。
大法院は権利総合情報を提供して不動産取引過程を統合・短縮することによって年間1755億ウォンの社会・経済的な効果が発生すると見ている。

また、電子商取引拡大で依頼人と公認仲介士の時間・書類作成費用など年間約3316億ウォンを削減することができると予想する。
電子契約書に基づいて登記を申請すれば情報を間違って記載する失敗を事前に防げる。

不動産に対する権利は登記をしてはじめて法的効力が発生する。
だが申請時に登記上不動産表示や対象登記、名義人情報を正確に使わなくて権利を取得できない場合が多かった。

法院行政処によれば2014年不動産登記申請に対する補正・却下事件は88万6000件に達した。
大法院法院行政処関係者は“権利総合情報を通じてこれからは不動産を取引をしようとする者にも所有者と同等な水準の情報を確保することによって不公正な契約を結ぶ危険が減る”として“各種不動産関連事故と紛争を予防することによって社会的費用も減らすことができると期待される”と説明した。

[イ・ヒョンジョン記者]
[(c)毎日経済& mk.co.kr]

【出典】韓国/毎日経済
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?no=318205&year=2016

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Author: hasegawa

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