【韓国】“個人回生事件受任市場、ブローカーが90%以上占有”

image_printPrint

“個人回生事件受任市場、ブローカーが90%以上占有”
急増する不法受任弊害…原因と対策
イム・スンヒョン記者hyun@lawtimes.co.kr 入力:2016-03-10午後5:19:29

20160311_010000

事務長(法曹ブローカー)が弁護士や法務士など資格者の名義を借りて個人回生事件を不法に担当して摘発される事例が最近急増して法曹界内外で対策準備を要求する声が大きくなっている。

我が国家計借金が史上最大値である1200兆ウォンを越えて借金を耐えられることができない債務者の個人回生申請件数が急速に増加している機会を利用して貸し出し仲介業者を介在して食い込んだブローカーが受任市場秩序を惑わしているのはもちろん虚偽書類作成など不法を行う場合が一度や二度ではないためだ。

特に弁護士と法務士など本来個人回生事件を遂行しなければならない資格者は複雑な手続きと低い受託料に個人回生事件を冷遇していてブローカーの位置づけはより一層固くなっている。

専門家たちは弁護士と法務士が市場に進入して直接事件を処理するように誘導することがブローカーで汚染された個人回生事件受任市場を正常化する方案とし法院と検察の強力なブローカー根絶対策を促している。

◇個人回生法曹ブローカー猛威=ソウル中央地検は最近大物仲介業者を通じて個人回生顧客を紹介されて事件を処理して受託料で31億ウォンを取りまとめたイ某氏(52)を拘束して捜査している。
イ氏は去る2012年から昨年まで弁護士の名義を借りて2000件余りの個人回生事件などを処理してきたと分かった。

昨年11月には仁川(インチョン)地域で弁護士と法務士など資格者の名義を借りて個人回生事件を不法に担当してきた法曹ブローカー77人が摘発されて起訴されることもした。
弁護士57人と法務士17人が関与した大規模な法曹不正事件だった。

昨年8月にはソウル中央地方法院が個人回生ブローカーに名義をレンタルしたと疑われる弁護士12人と法務法人9ヶ所、法務士4人とこれらから名義を借りて不法的に個人回生事件を担当したブローカー5人に対する捜査をソウル中央地検に依頼することもした。

法院はこれと共にブローカーが事件担当過程に関与した可能性が高いと判断した個人弁護士14人とローファーム11ヶ所、法務士3人など28人をそれぞれソウル地方弁護士会と大韓法務士協会、法曹倫理協議会に懲戒要請することもした。

ソウル弁護士会は先月19日これらの中で疑惑が濃厚な弁護士5人と法務法人5ヶ所を弁護士法違反疑惑で大韓弁協に懲戒開始を申し込んだ。

検察関係者は”ブローカーは回生要件充足の有無や免責の可能性を考慮しないまま無分別に事件を担当して、弁護士と法務士はこれらに名義を貸して不労所得を得ている”として”債務で困難を経験する庶民を対象に自分たちの実利だけ取りまとめている”と話した。
検察は昨年だけで個人回復ブローカー337人を起訴して、この中120人を拘束した。

◇ブローカーに占領された個人回生受任市場=ブローカーによる不法な個人回生事件担当形態が絶えなくて発生するのは歪曲された担当システムのためだ。

去る2004年導入された個人回生制度は申請件数が毎年増加している。
2010年4万6972件、2011年6万5171件に終わったが2012年9万368件、2013年10万5885件、2014年11万707件で申請件数が爆発的に増加して代表的な債務者救済制度として地位を確立した。

だが増えた需要に比べて事件を処理する弁護士と法務士など資格者の手は非常に足りない状態だ。
個人回生事件を扱った経験がある資格者がありふれていないだけでなく、申請と開始、認可、免責につながる難しい手続きに比べて受託料が他の事件に比べて低くて弁護士や法務士がなかなか関心を持たないでいる。

結局市場の供給空白を細かく角張らない事務長が横取りして個人回生受任市場は事実上弁護士や法務士など資格者でないブローカーを中心に回るシステムに歪曲されてしまったのだ。

ソウル、ノンヒョンドンのある法務士は”一部ではブローカーが90%以上を占有しているという話が出るほど個人回生事件受任市場はすでに無資格ブローカーに占領されて古くなった”として”大多数の弁護士と法務士は事件がなくてもせいぜい200万ウォン内外の受託料を受けて1年を越える長い期間の間複雑な手順を踏まなければならない個人回生事件では注目も与えない”と話した。

◇堕落した資格者と貸し出し仲介業者まで結集=ブローカーに名義を貸す弁護士や法務士が増えてブローカーの位置づけはより一層公共化された。

ソウル、瑞草洞(ソチョドン)のある弁護士は”法律市場の無限競争に疲れた一部弁護士は名義だけ貸しても1ヶ月に数百万ウォンの収益を抱かせる個人回生ブローカーの誘惑を簡単に拒めずにいる”として”どうせ自身が遂行することのできない事件に名義を貸してお金でも儲けようというような堕落した倫理意識が弁護士業界に蔓延して個人回生事件の不法な担当形態は悪循環されている”と指摘した。
ここに債務者情報を手に取る貸し出し仲介業者まで結集して個人回生ブローカーは容易に外縁を拡大していっている。

瑞草洞(ソチョドン)のある法務士は”貸し出し仲介業者を介在させれば容易に個人回生申請が必要な債務者に接触できるだけでなく、これらを通じて債務者が受託料まで貸し出し受けられるようにすることができて一石二鳥”として”需要は増えて、供給は限定された個人回生事件市場で堕落した資格者に容易に名義を借り受けたブローカーが貸し出し仲介業者と結集して不法担当形態を大量で犯していること”と話した。

◇資格者の市場流入がカギ、法院・検察粘り強い根絶意思必要=専門家たちは個人回生事件受任市場でブローカーを根絶するための最も良い方案はより多くの弁護士や法務士など資格者が市場に流入してブローカーの市場占有率を低くすることだと口をそろえる。

瑞草洞(ソチョドン)のある法務士は”結局は市場の供給に空白があったのでブローカーが容易に市場を支配することになったこと”としながら”弁護士や法務士が個人回生事件受任市場により一層関心を持って知識と経験を積んで市場に進入するならばブローカー問題は自然に解決されるだろう”と話した。

資格者の市場進入を促進するためには法院と検察の市場環境改善努力が切実だ。
瑞草洞(ソチョドン)のまた他の法務士は”すでに市場の90%以上を占有して組織的な形態で不法を犯すブローカーを相手に個別弁護士や法務士が市場改善のための積極的な行動に立ち向かう勇気を期待することは難しい”として”昨年法院が’個人回生ブローカーチェックリスト制度’を活用してブローカーを大々的に取り締まったように法院と検察の公権力を前面に出して定期的にブローカー根絶に出るならば市場を浄化するのに多いに役に立つだろう”と話した。

ファンボ・ユン(53・司法研修院22期)ソウル弁護士会弁護士法違反申告センター長も”この間検察が個人回復ブローカーイベント処理過程で消極的な態度を見せてブローカーが猛威を振るうのをほう助した責任がある”として”検察が正しくなされた捜査意思を持ってブローカー根絶に出るならば個人回生事件受任市場は自然に秩序を取り戻すだろう”と話した。

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?Serial=98993&kind=AE

こちらの記事もどうぞ:

image_printPrint

Author: hasegawa

コメントを残す