【韓国】憲法裁判所”登記取得時効制は法秩序安定ために必要”

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憲法裁判所”登記取得時効制は法秩序安定ために必要”
不動産登記と10年間占有した者に所有権認定
“時効取得要件厳格で元所有者も十分に配慮”
裁判官全員一致合憲決定
ホン・セミ記者sayme@lawtimes.co.kr 入力:2016-03-04午後5:22:45

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民法の登記取得時効制度は合憲という憲法裁判所決定された。

民法第245条1項[仮訳者注:2項の誤記か。]が規定しているこの制度は不動産の所有者として登記した者が10年間所有の意思で平穏、公然に善意であり過失なしにその不動産を占有した時には真の所有者ではなくても所有権を取得するようにする内容だ。
[仮訳者注:民法第245条(占有による不動産所有権の取得期間)①20年間所有の意思で平穏、公然に不動産を占有する者は登記することによってその所有権を取得する。
②不動産の所有者として登記した者が10年間所有の意思で平穏、公然に善意であり過失なしにその不動産を占有した時には所有権を取得する。]

憲法裁判所は相続財産と分からず所有権を行使できないが他人の登記取得時効で不動産所有権を失うことになったキム某さんが”登記取得時効は違憲”として出した憲法訴訟事件(2015헌바257)で最近裁判官全員一致で合憲と決めた。

憲法裁判所は”民法の登記取得時効条項は不動産を占有して所有者として登記した者の状態が長い間の期間続いた時その事実状態を信頼した者を保護して法律秩序の安定を期するためのもの”と明らかにした。

引き続き”登記取得時効条項があっても元所有者は時効が進行する10年の間所有権に基づき占有者の占有を排除したり原因無効の登記を抹消できて、不動産を自由に使用・収益・処分できる機会を保証される”として”登記取得時効条項は占有者の登記および善意・無過失まで要求して時効取得の要件を厳格に決めているので元所有者保護も十分に配慮している”と説明した。

憲法裁判所はまた”我が国不動産取引実情に照らしてみれば10年内に不動産登記を信頼して契約などを締結する者が多数発生する可能性があって、民法も不動産物権変動に関し成立要件主義を取っている”として”このような条件の下で10年の間他人が不動産を占有するのを放置しただけでなく他人名義の登記まで放置した者よりは10年間過失なしに不動産を占有して所有者として登記した者を保護する必要性がもっと大きい”と付け加えた。

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?Serial=98992&kind=AB

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Author: hasegawa

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