【韓国】[判決][単独]今後姓・本変更許可難しくなる

image_printPrint

[判決][単独]今後姓・本変更許可難しくなる
ホン・セミ記者sayme@lawtimes.co.kr入力:2016-02-04午前11:03:11

20160205_233859

これからは法院で姓・本変更決定を受けるのが難しくなる見通しだ。
大法院が姓・本変更時に発生しうる社会関係での混乱と当事者が被ることになる不利益などを必ず審理しろといったためだ。
この間現場の法院は当事者の意思を最優先要素として判断して姓・本変更を比較的簡単に許可してきた。

大法院特別3部(主審パク・ポヨン大法院判事)は娘A(30)さんの姓・本変更を許可した法院決定に対して実父B(54)さんが”娘の姓・本変更許可を取り消してほしい”として出した特別抗告事件(2014으4)でAさんがお母さんの姓・本に従えるように許可した原審を破って最近事件を光州(クァンジュ)家庭法院に送りかえした。

法院は決定文で”姓・本変更を許可するのかの可否を判断する時は当事者の意思だけでなく姓・本変更による不利益も共に考慮して許可の有無を慎重に判断しなければならない”として”当事者の意思にだけ注目して請求を認容するのは間違い”と明らかにした。

引き続き”両親が離婚する当時Aさんはすでに満22才の成年として両親離婚前から独自に法院許可を受けて姓・本変更ができたのにお父さんであるBさんの姓・本を使ってこれを維持することに意思決定をしたと見ることができて姓・本変更申請前までBさんと血縁だけでなく実質的・社会的にも父娘関係で生活してきた”としながら”すでに成人であるAさんが姓・本を変更するならば大学校に至るまで長期間自身の学歴と交友関係形成に基礎になった人格の同一性に変化がおきて社会生活で大きな不便ないし混乱を経ることがおきて、他人に不必要な好奇心を起こすこともおきるので原審はこれに対して追加的な審理をしなかったので事件を再び審理・判断しなければならない”と説明した。

20160205_234031
[仮訳者注:法官の言葉「慎重に判断しなければ・・」、去って行く人が持っているボードの文字「姓・本 変更許可」]

2008年両親が離婚した以後お母さんと生きてきたAさんはお母さんが同姓である新しいお父さんと結婚するとすぐに”就職と結婚を控えていてお母さんの姓と本貫に従って心の安定を持って生活したい”としてお母さんの姓と本貫に変えるために法院に変更申請を出した。

法院がAさんの申請を受け入れるとすぐに実父であるBさんは反発して大法院に特別抗告(従えない決定に対して判断が不当だという理由で大法院に出す異議)した。

大法院関係者は”姓と本貫が個人に持つ意味や重要性などを考慮する時単純に請求人の意思にだけ注目して許可可否を判断するのでなく姓・本変更による不幸や不利益も考慮して慎重に判断しなければならないという原則を確認した判決として下級審の審理方向を提示したという意味がある”と話した。

だが、彼は”子の福利のために姓・本変更が必要だと判断されて他の不純な意図や目的が介入していて変更乱用と見ることができる場合でなければ原則的に変更を許可することが相当するといった従来大法院判例の立場には変化がない”と強調した。

子供の姓・本変更は戸主制廃止により2008年1月から施行された。
2009年12月大法院が子供の姓・本変更に対して”原則的に許容しなければならない”という判決(2009스23)を下して法院は特別な理由がない限り変更を許可してきた。
2010年一年にだけで8290件の姓・本切替申請が受け取られて87.3%である7238件が許可された。
2011年は7493件の中で6485件(86.5%)、2012年には7354件の中で6498件(88.3%)が認容された。
2013~2015年間にも毎年75.4~85.6%の高い姓・本変更許可率を見せている。

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?Serial=98393&kind=AA

こちらの記事もどうぞ:

image_printPrint

Author: hasegawa

コメントを残す