【韓国】農夫が種を選ぶように

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農夫が種を選ぶように
イ・ナムチョル法務士(ソウル中央地方法院外部回生委員)
入力:2015-03-16午前11:07:58

20150316_162134今年は正月が遅れて正月小正月と繰り越し元日間に雨水・啓蟄がある。
この時期農家ではあき缶に穴を空けてわらや木の枝を入れて火をつけてぐるぐる回して野原に投げて置くネズミ火遊び、タルチプ焼き、上がる焼くなどをする。
[仮訳者注:「タルチプ焼き」陰暦正月15日に月が昇るときタルチプを燃やすこと。村の悪神を追い出すという意味から、農楽を演奏して踊りながらタルチプの周囲を回り喊声(かんせい)をあげる。「タルチプ」陰暦の正月15日の月見のとき火をつけて明るくするためにわら、松の葉、薪(まき)を小屋の形に積み上げたもの。(出典:高電社「韓国語デジタル辞典 Version 2.02) ]

水田や畑のあぜ道の雑草を焼いて害虫やネズミの被害を減らし肥料を作って農作業準備とともに健康と豊作を祈ったりもする。

‘戦争と平和’の著者トルストイ(Lev Nikolaevich Tolstoy、1828~1910)は81才の時人類に対する自身の最も大きい愛の表現として’生きていく日のための勉強’という本を残した。

その中の’農夫が種を選ぶように’という題名の文で”真理を探す者は農夫とも同じだ。先ずは農夫が良い種を選ぶように真理を選択して、次には農夫が種を土に植えるようにその真理を植えなければならないためだ。この時使う道具は言だ”と言及している。

老子の道徳経最初の一節に’道と言える道は道ではない(道可道非常道)’といって、同経81節に’頼もしく見えた話は美しくなくて美しい話は頼もしく見えることができない(信言不米米言不信)’とする。

このように言葉自体は真理ではなく、表現された言葉を追いかけて行っては道を見ることはできない。
だが、話をして疎通して共感をする方法で真理に入ることはできる。

法曹人は個人的に数多くの日々の努力と汗そして家族と周囲の献身的な助けが共に交わって作っておいた貴重な資格で、法曹界は国で教育科試験というシステムを作って途方もないエネルギーと精力を投じて養成して厳格な手順を踏んで付与した資格者の共同体だ。

最近司法研修院を修了する弁護士や試験に最終合格した法務士が近い将来ニューフェース法曹人として実務に臨むことになる。

進路に対し在曹で行くか在野で行くか、特に在野と方向を定めても開業をするのか就職をするのか悩みが多くて先輩たちの助言を求めているという。

16日裁判所では’ある法官の人生’という名称で使徒裁判官キム・ホンソプに対する追悼行事を開催するが、このような法曹人の手本になる立派な方々の人生と生涯を光を当てる行事に着実に参加するのも良い。
[仮訳者注:ソウル高裁(院長シム・サンチョル)は、16日「使徒裁判官」キム・ホンソプ先生の生誕100周年と逝去50周年を迎え、「ある法官の生活」という名称の追悼行事を開く。[出典:【出典】韓国/法律新聞 https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?Serial=91435&kind=&key=]]

在野の場合、各自が処した事情と考えが違って統一を期する訳には行かないがそれでも共通して考えることができる点は専門家としての責任感と本業中心の役割を深く認識することだ。

憲法裁判所が姦通罪に対し違憲決定したのが社会的にスポットライトを受けて大きく影響を及ぼしかねないように、法曹人がする考えと言葉が持つ重さは別の見方をすれば社会全体がする言葉の重さぐらい重いこともある。

トルストイは上の文に引き続き’他人の話をじっくり考えてみて受け入れることができるのを受け入れること’を薦める。

一人一人の進路に対する話を含んで法曹界の各種懸案と問題に対する言葉に対しても農夫が種を選ぶように念入りに考えをしてみて、受け入れることは受け入れて、種を土に植えるように道理を考えた後に心の畑に大事に保管することが望ましい。

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-Opinion/Legal-Opinion-View?Serial=91739&kind=BA10

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Author: hasegawa

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