【韓国】憲法裁判所、”姦通罪処罰は違憲” 62年ぶりに廃止

image_printPrint

憲法裁判所、”姦通罪処罰は違憲” 62年ぶりに廃止
シン・ソヨン記者ssy@lawtimes.co.kr
入力:2015-02-26午後4:21:18

20150226_215025

姦通罪処罰は違憲という決定がされた。

憲法裁判所は26日”個人の性的自己決定権と私生活を侵害する”として姦通罪に対して違憲決定を下した。
今回の決定で1953年刑法制定以後62年の間存続した姦通罪が直ちに廃止された。

憲法裁判所は議政府(ウィジョンブ)地方裁判所が”姦通を処罰するようにした刑法第241条は憲法に反する”として違憲推薦した違憲法律審判事件(2011헌가31)と憲法訴訟事件など17件の事件で26日裁判官7対2の意見で違憲と決めた。

裁判所は”姦通罪処罰条項は一夫一婦制婚姻制度を保護して夫婦の間に貞操義務を守るようにするためのものだが、個人の性的自己決定権と私生活の秘密・自由を過度に制限するので違憲だ”と明らかにした。

また”姦通が非道徳的行為としても個人の私生活領域で広がることなので国家が刑罰で治めることが適正なのかに対して国民の認識が一致すると見ることはできない”と付け加えた。

合わせて裁判所は”世界的に姦通罪を廃止する傾向で、国民の性に関する認識も変わっていて性的自己決定権を重要だと考える認識が広がっている”として違憲判断の背景も説明した。

しかしイ・チョンミ、アン・チャンホ裁判官は反対意見を出して”姦通は一夫一妻婚姻制度を壊して家族共同体に破壊的な影響を及ぼす。
姦通罪が廃止されれば私たちの社会全般の性道徳が紊乱になりえる”と反対意見を出した。
また”姦通罪の法定刑が行き過ぎるとも見られない”と付け加えた。

この日宣告で姦通罪最後の合憲決定があった2008年10月30日以後処罰を受けた者は再審を通じて救済を受けることができるようになった。
憲法裁判所法第47条2項が’該当法律または法律の条項に対して従来合憲と決めた事件がある場合にはその決定がある日の次の日に遡及して効力を喪失する’と規定したためだ。

実刑を宣告されて服役した人や拘束起訴された者は刑事補償金を請求することができる。
しかし最近姦通罪被告人に実刑でない執行猶予を宣告する事例が多くて刑事補償金請求事例は多くない展望だ。

過去この日憲法裁判所決定前まで4度の姦通罪関連宣告で全部合憲決定されてきた。
1990年9月6(合憲):3(違憲)、1993年3月6:3、2001年10月8:1で合憲決定が下された。
2008年10月30日には裁判官4人が違憲意見を、1人が憲法不合致意見を出したが違憲定足数6人を満たすことができなくて合憲だった。

20150226_215101

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?Serial=91356&kind=AA01

こちらの記事もどうぞ:

image_printPrint

Author: hasegawa

コメントを残す