【韓国】’包事務長’なぜ根絶できないか

image_printPrint

[ 2015-01-27]
‘包事務長’なぜ根絶できないか
事務職員、劣悪な処遇脱皮のために事件誘致無理な方法
法律事務所も担当事件減るとすぐに直接営業推奨
法曹サービス市場長期不況が構造的悪循環呼んで
“処遇改善なければ’包’根絶”自省の声も

20150128_113820

突然の登記業務で午後遅く釜山に出張を出て行ったソウル、瑞草洞のハン法務士事務所職員A(35)さんは明け方2時を越えてやっと事務所に戻った。
空っぽである事務所机にはサウナでも行ってくるとして代表法務士が残して行った4万ウォンがぽつんと置かれていた。

150万ウォンもまだならない月給では生活費に当てることが先でAさんは4万ウォンをそっくり財布に入れて生計に加えた。
‘月給を上げるには営業を走って事件を尋ねるしかない’という隣の事務所先輩職員の助言を十分にかんでAさんは6時間後出勤のために急いで足を家に移した。

最近いわゆる個人回生・破産事件を専門にする’包事務長’に名義を貸与して手数料を取りまとめた弁護士に大量に罰金刑が確定し法律サービス市場に対する信頼度が墜落しているなかで、市場の健全な競争秩序を害する主犯に選ばれている’包事務長’を根絶するためには事務職員に対する処遇から改善しなければならないという自省の声が高まっている。

法曹ブローカーの弊害に次ぐ包事務長の形態を強力な処罰で抜本的根絶するのも重要だが、劣悪な処遇にある事務職員が包事務長に化ける構造的悪循環を切らなければならないということだ。

包事務長は弁護士と法務士から名義を借りて個人破産と登記申請事件などを代理する無資格者をいうがこれらの中相当数が弁護士や法務士事務所で事務職員として仕事をした人々だ。

ソウル、瑞草洞のある法務法人代表弁護士は”十数年行った登記業務や個人回生・破産事件などを専門担当してきた事務職員は実務的な側面で専門資格者の能力を跳び越える場合が多い”としながら”これらの中の一部はわずかな月給など劣悪な処遇から抜け出すためにその間磨いておいた人的ネットワークと営業力をベースに事件を引いてきて処理して法的責任は名義を貸した弁護士や法務士に回すことができる’包事務長’という誘惑に簡単に落ち込んでいる”と話した。
資格者が包事務長の量産を助長したという指摘もある。

ソウル、新亭洞のハン法務士事務所職員は”受任事件数が減るとすぐに職員に直接営業に出て事件を受任してくることを勧める事務所もある”として”弁護士と法務士など資格者が職員に営業から実際の自分たちが遂行しなければならない業務まで預けておいて、何もしないまま収入だけ取りまとめる姿を見てどんな考えをするだろうか。

才能は愚鈍を越えるのにお金は王様が儲けるように処遇まで劣悪だから’こうするならば私が直接してお金も私の財布に取りまとめる’という気がしないか”と話した。
だが、弁護士と法務士業界を強打した長期不況は事務職員の待遇改善展望を暗くしていて新しい包事務長の登場が憂慮される。

ソウル、瑞草洞のハン法務士事務所職員は”一部事務所では職員が経歴3年目になるとすぐに高まった給与に耐えられることができないとし再契約を拒否して代わりにその場に値段が安い新入職員を選んで代えている”として”不況が長くなるので弁護士や法務士が’低費用低効率’戦略をたてて持ちこたえることから出た姿”と話した。

大韓弁護士協会役員を過ごしたハン弁護士は”法律サービス市場の長期不況と劣悪な処遇に’包事務長’は事務職員に異常な職業形態でなくかえってついて行かなければならない’ロール モデル’と見なされるほかはない”として”包事務長を強力に処罰するのも重要だが、弁護士と法務士など資格者自らが事務職員を極限状況に追いやっているのではないか振り返ってみなければならない”と指摘した。

イム・スンヒョン記者hyun@lawtimes.co.kr

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/LawNews/News/NewsContents.aspx?serial=90471&kind=AE&page=1

こちらの記事もどうぞ:

image_printPrint

Author: hasegawa

コメントを残す