【韓国】法務士、不動産登記市場’血が滲むような危機’

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[ 2015-01-08]
法務士、不動産登記市場’血が滲むような危機’
国土部、不動産取引統合サポートシステム構築推進
オンラインで合意を結ぶ・確定日付・登記まで可能
“事実上公認仲介士に登記業務許容”…業界’非常’

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[仮訳者注:車に乗っている人「公認仲介士」、車体の文字「不動産取引統合支援システム」、タイヤの文字「不良登記危険」、叫んでいる言葉「よけて~、よけて」、道標「不動産登記」、右端の二人「法務士」]

公認仲介士が単独で登記ができる不動産取引統合支援システム構築を国土交通部が推進していて法務士が不動産登記市場で活用されない危機に置かれた。
不動産取引統合支援システム構築が完了すれば不動産統合DBで売渡人と 買収人が売物情報を得た後電子合意を結ぶ、残金納付、不動産取引契約申告、検認、転入届、確定日付、取得税納付、譲渡所得税納付、登記まで可能だ。

国土交通部は当初昨年までに計画案を確定する計画だったがまだ確定は作ることができないと分かった。
法務士業界では不動産登記が統合オンラインシステムで可能になれば実際にはこの業務を公認仲介士がすることになるという憂慮が出てきている。

法務士は”事実上公認仲介士に登記業務を許容することによって法務士の固有業務である登記業務を公認仲介士に出すようなもの”としながら”これは厳然な職域侵害”と反発している。
公認仲介士が不動産登記業務を遂行することになれば不良登記の危険も憂慮される。

ユ・ジョンヒ法務士は”我が国登記は公示力はあるが公信力はないので登記事故が発生すれば多数の権利者が被害をこうむることになる”として”公認仲介士が登記をする場合、専門資格者が登記当事者を直接会って真の登記権利者なのか確認する方法がないので登記事故が発生する可能性が高い”と指摘した。

引き続き”専門資格者は事故による損害を賠償しなければならない責任を持つが公認仲介士が登記をすれば責任の所在が不明になる”と付け加えた。
公認仲介士と専門資格者の結託が可能になり得るという指摘も出た。

現在の専門資格者に任せて電子登記をすることになれば当事者と資格者の公認証明書が必要だ。
しかし不動産取引統合支援システムが導入されれば公認仲介士が専門資格者と結託して公認証明書を貸与することもできるということだ。

瑞草洞(ソチョドン)のある法務士は”ふろしき包事務長でなく包公認仲介士まで現れるようになった”として嘆いた。
不動産取引統合支援システムを使えば大法院が不動産登記取引を監督できなくなり効率性が落ちるという指摘も提起される。

ノ・ヨンソン ソウル中央地方法務士会長は”不動産登記は大法院が管理するが公認仲介士を監督する権限は国土交通部にある”として”管理体系が二元化されて効率性が落ちるだろう”と指摘した。
国土交通部は統合取引システム利用時発生する危険に対してはエスクロ制度と権原保険制度導入を方案に出している。
取引当事者がエスクロ制度を通じて残金を預けておいてこれは権原保険社が管理するようにすることだ。

この保険は不動産を取引する時発生しうる書類偽造、詐欺、隠れた欠陥などにより不動産権利者が所有権および抵当権を取得・行使することはできない場合被ることになる損害を補償するものだ。
権原保険は大きく銀行、保険会社など金融機関が主な顧客である不動産抵当権用権原保険と一般個人が主な顧客である不動産所有権用権原保険二種類に分かれている。
保険料は最初に一度だけ出せば良い。
個人が不動産所有権用権原保険に加入するには売買価格3億ウォン基準15万ウォンを出せば良い。

アメリカで1876年にできた制度で国内では去る2001年権原保険専門会社である米国系ファーストアメリカンが初めて発売した。
以後不動産市場が長期沈滞に入って活性化されることができなかったが、政府の不動産活性化政策により最近市場が拡大している傾向だ。

ノ会長は”アメリカは法務士がないので権原保険会社で法務士仕事をして家の修理までする”として”我が国には不動産権利行使に関する専門資格者があって権原保険社がこの領域を侵そうとする”と話した。
ユ法務士は”権原保険を通じて補償金を受けようとするなら長い間の時間がかかる裁判過程を経なければならないこと”としながら”危険を事前に防止できる専門資格者制度があるのにも事後補償システムを利用しろというのは問題がある”と指摘した。

シン・ジミン記者shinji@lawtimes.co.kr

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/LawNews/News/NewsContents.aspx?serial=89960&kind=AE

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Author: hasegawa

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