【韓国】”法律市場開放はチャンス”…跳躍夢見る中小ローファーム

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[ 2014-11-20]
“法律市場開放はチャンス”…跳躍夢見る中小ローファーム
韓国進出英・米ローファームと合作…体を鍛える水底推進
ホームページ英文改編・外国語優れた職員積極的に招聘
持分構造単純で意思決定はやくて外国ローファームも選好
“外国資本に隷属” “人材流出拡散”憂慮見解も

法律市場3段階開放を控えて中小ローファームが英米ローファームとの合弁を準備して跳躍を夢見ている。
韓-ヨーロッパ連合(EU) FTAと韓-米FTAが発効された後5年が過ぎる2016年7月と2017年3月からは国内に進出したヨーロッパとアメリカ国籍のローファームが国内ローファームらと合作会社を設立して国内弁護士を採用できることになる。

中小ローファームは強大な資本力と国際的ネットワークを持つ英米ローファームとの合作を通じて図体拡大に余念がない大型ローファームに対応できる競争力を確保することができると期待している。

法務法人チュンチョンは最近ホームページを改編してすべての内容を英文で表記した。
エンターテインメント分野と企業法務を主力としているチュンチョンが本格的な外国顧客誘致に出たのだ。

ここには法律市場3段階開放を控えて英米ローファームとの合作のためにローファームの体質を全面改善するという腹案が敷かれている。
公正取り引き分野を主力としている瑞草洞(ソチョドン)のあるローファームも英米ローファームとの合作のために忙しく動いている。
このローファームは最近英語とドイツ語など外国語能力が優れた新入弁護士と事務職員を積極的に迎え入れている。

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[仮訳者注:左の船「大型ローファーム」、波に乗っている船の帆「中小ローファーム 英・米ローファームと合弁」、叫んでいる言葉「危機をチャンスに!」]

既存構成員弁護士も外国語勉強に熱中している。
英米ローファームとの合弁のために具体的な協議を始めた所もある。

瑞草洞(ソチョドン)のまた他のローファームの代表弁護士は今年の初めアメリカのある中堅ローファーム代表と合弁を議論するために会った。
まだ合弁会社設立に対する具体的な規定がなくて尚早の感があったが両側代表弁護士は合弁条件に相当部分共感したと伝えられている。

中小ローファームが英米ローファームとの合弁に熱を上げるのは法律市場開放により増幅される危機感をかえってチャンスに反転させることができると判断するためだ。

チョン・キョンソク(41・司法研修院28期)チュンチョン代表弁護士は”小規模ローファームの立場では現在のように法律市場が両極化する状況で外国ローファームとの合弁を通じて特有の専門性を保有する事もでき、外国ローファームとブランドを一緒に使うことによって国内市場でも新しいチャンスを探すこともできると見る”と話した。

英米ローファームが3段階開放初期には合弁に消極的だと予想される大型ローファームよりは相対的に意思決定がはやい中小ローファームとの合弁を望むという分析も作用したと見られる。

チョン代表は”弁護士10人余りのサイズの規模の中小ローファームは意思決定構造がとても単純ながらも合理的であるところが多い”として”英米ローファームの立場では決定過程が遅くて内部持分構造が複雑な大型ローファームよりは単純な意思決定と構造を持つ中小ローファームを好むだろう”と話した。

このような現象に弁護士業界内部では外国資本に私たちのローファーム業界がとても安易に対応することになるのではないかという憂慮の声もある。
強大な資本力を備えた英米ローファームとの合弁でややもすると私たちのローファームが外国資本に隷属することになるということだ。

ある中小ローファーム代表弁護士は”もちろん国内ローファームが外国ローファームの資本に移るのではないかという憂慮や人材流出の憂慮もあるという点は認める”しかしながらも”すでに国内大型ローファームにも外国の弁護士資格者が勤めていて、サービス業の国境がなくなっていく状況で唯一外国ローファームと私たちのローファームの合弁だけを違うように見る理由はないだろう”と話した。

法律文化差異を考慮しなかった生半可な合弁の試みで不覚を取ることもあるという指摘も出る。
瑞草洞(ソチョドン)のハン弁護士は”英米ローファームは強大な資本力を基に事実上中小ローファームを吸収する形態で合弁を試みること”としながら”韓国法律市場での成功の可能性を計るためにテストケースで中小ローファームとの合弁を推進する英米ローファームは結果にしたがって中小ローファームを兎死狗烹する可能性が大きいので注意が要求される”と話した。
[仮訳者注:「兎死狗烹」:うさぎが死んでしまえば、それを捕らえるのに用いられた猟犬は不必要となって、煮て食べられてしまう意。戦時に活躍した武将は、ひとたび太平の世となると、用なしとして殺されてしまうことをたとえた言葉。また、後に広く、利用価値があるときだけ用いられ、無用になると捨てられてしまうことのたとえ。出典:goo辞書http://www.goo.ne.jp/]

イム・スンヒョン記者hyun@lawtimes.co.kr

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/LawNews/News/NewsContents.aspx?serial=88775&kind=AE&page=1

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Author: hasegawa

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