【韓国】[取材手帳]弁護士2万人時代

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[ 2014-10-02]
[取材手帳]弁護士2万人時代
シン・ジミン記者

シン・ジミン記者
シン・ジミン記者

去る24日登録番号が‘20000番’である弁護士が誕生した。
2006年1万番目登録弁護士が出てきて8年だけだ。

1906年故ホン・ジェギ弁護士が第1号弁護士で登録した以後、1万番目弁護士が出てくるまで100年がかかったが、2万番目弁護士が出てくるまではわずか8年しかかからなかった。
弁護士数が増加すれば国民が低廉な費用で質の良い法律サービスを受けることができることだと期待したが、現実はそうではない。
なぜそうか。

ナ・スンチョル ソウル地方弁護士会長が23日‘ソウル会創立107周年記念式’でした話に注目する必要がある。
ナ会長は“雨がたくさん降るといって農作業がうまくいくものではない。
農作業がうまくいくためには雨水を集めておいて水が不足した畑に水を当てることができる施設がよく取りそろわなければならない”と指摘した。

弁護士が増えれば自ずから国民の権利保護水準が高まるものだと期待するのは、川の水が氾濫すれば自然に畑に水が行かないかという考えと同じだという意味だ。
国民は“弁護士が増えたといっても弁護士に会いに行けば事務長がすべてのことを処理して弁護士の顔を一度見るのも難しい”と不満をさく烈させる。

弁護士数をむやみに増やすことだけで法律サービスが改善されることはできない。
競争が深刻化されれば法律サービスの質が向上すると考えることもできるが、かえって低下したり事件担当のために法曹ブローカーが猛威を振るうなど副作用が増加するかも知れない。

現在の対策ない弁護士数増加は‘動脈硬化’を連想させる。
血管が詰まっていて血液が人体隅々に到達できなくて脳梗塞や心筋梗塞が憂慮される。

広い野原に水を当てるためには貯水池に多量の水が保存されていなければならないが、水を野原あちこちに当てられるように小川も整備しなければならない。
川の水が氾濫すれば自然に畑に水が行くものではなく、村全体が浸水したり孤立してしまう。

行く所が分からない右往左往する弁護士と弁護士の助けを受けることができなくてソワソワする国民をこのまま後ろ手に組んで見つめるばかりではならない。
弁護士2万人時代を迎えて社会的公器である弁護士を国民の利益のためにどのように活用するのかに対する議論が必要だ。

シン・ジミン記者shinji@lawtimes.co.kr
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【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/LawNews/News/NewsContents.aspx?serial=87668&kind=AE

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Author: hasegawa

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