【韓国】第3回世界成年後見大会

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[ 2014-06-19 ]
第3回世界成年後見大会
イ・ナムチョル法務士(ソウル中央地方法院外部回復委員)
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去る5月28日から四日間アメリカ、ワシントンで第3回世界成年後見大会が開催された。
アメリカ国家後見ネットワーク(NGN)が国際後見ネックワーク(IGN)と提携して主催して、アメリカの後見関係財団と団体が後援した。

世界成年後見大会は2010年日本、横浜で始まって2年ごとに開催されるが、第1回大会では障害者権利に関する‘横浜宣言’を発表する成果があったし、2012年第2回大会はオーストラリア、メルボルンで‘成年後見と国連障害者権利協約’を主題とした。

今回の第3回大会は‘成年後見の優秀性を担保するための事例’という主題で韓国、アメリカ、ドイツとオーストリア、台湾、シンガポール、中国、日本など18ヶ国の制度に対する紹介と後見に関する優秀事例発表があった。

初日はアメリカ国家後見ネットワーク(NGN)と国際後見ネックワーク(IGN)の各会長の基調演説と韓国、アメリカ、日本、ドイツの各比較法的な考察を始め多様なセッションに進行された。
主にガーディアンの資質とモニタリングの問題、依存状況にある老人たちに対する治療と代理の問題、不当な影響力行使と人権問題などが発表された。

二日目と三日目は‘疎通’と‘人権の新しい開始’というコンセプトに進行された。
アメリカでも家族が医療、教育、そして障害者のための公共恩恵の複雑なシステムを探索して実らせるのに通常17年がかかるが、後見人の配慮と教育を通じて正常な人と共に職場勤務と社会生活を順調に営むことになった障害女性の感動的な経験談に目がしらが赤くなった。

ドイツのある教授の‘能力は現実能力の問題であって裁判所決定の結果で決まった能力でない’という発表は非常に印象的だった。
アメリカ国会議事堂そばのポタニガドゥンで用意された仕上げセッションでは自由討論があったが、宣伝的で理論的な正当性と現実的な状況間の間隙をどのように埋めるのか、我が国で先進的人権哲学をどのように実現するのかに対し共に悩んで意見交流をした。

次の第4回大会はドイツベルリンで開く予定だ。
我が国では大法院で派遣したキム・ヒジン釜山(プサン)地方裁判所判事、韓国成年後見学会のチェ・チョルウン会長と仁荷(インハ)大パク・イヌァン、キム・ヒョンジン教授、(社)韓国成年後見支援本部(理事長ソン・ジョンニュル)の副理事長イ・ヨンギュ教授と筆者がこのように6人が出席をした。

韓国を代表してチェ・チョルウン漢陽大教授も2013年7月施行された‘韓国の後見制度改革’に関して発表をしたし、在野法曹界では法務士協会傘下の(社)韓国成年後見本部で構成員を外国に派遣してこの分野に関する国際交流の先導的な役割をした。

世界大会の全般的な流れは本人意志決定の尊重を最上の価値にする‘国連障害者権利協約’に合うように改善を誘導と、過度な干渉や意志決定の代理よりは被後見人の立場で残存能力を最大限活用することができるように配慮と疎通そして教育が必要さを示唆した。

もうすぐ1年をむかえる私たちの成年後見制度が正しく定着をして進んで先進的な制度に発展するためには政府の強力な意志と実践が必要だ。
特に老人法(Elder Law)と任意後見に対する私たちの法律専門家の関心と努力がより一層要求される。

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【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/LawEdit/Edit/EditContents.aspx?serial=85364&kind=ba10

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Author: hasegawa

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