【韓国】大法院公開弁論21日、史上初の中継放送

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[ 2013-03-14 ]
大法院公開弁論21日、史上初の中継放送
[ホームページ·ネイバーを通じて] 「協議なしに子供連れ出国」ベトナム女性の上告審
1、2審「子どもの利益の侵害はできないため略取行為とみなすことはできない」無罪
大法院、離婚過程の子供連れ出国、外国人の処罰かどうか最初先例として
弁護人ギムヨンジク·ハンヨンギュ·ヤンウンギョン…検察ではイゴンリ(50.16期)検事長出て”攻防”

司法史上初めて裁判の公開弁論過程が中継放送される。
大法院は、来る21日午後2時10分、ソウル瑞草洞大法院1階大法廷で開かれる全員合議体の公開弁論を裁判所のホームページ(http://scourt.go.kr )とインターネットポータルサイト”ネイバー”(http://www.naver.com)を介して中継すると12日明らかにした。

公開弁論を中継する事件は、夫の同意なしに一方的に共同養育している13歳の子供を連れて出国した疑い(国外移送略取など)で起訴されたベトナム国籍の女性Aさんの上告審(2010도14328)である。この事件の争点は、幼い子供を養育する親の一人が他の親と協議したり、裁判所の決定を受けずに一方的に子供を連れて外国に出国した行為を処罰することができるかどうかだ。

先に1.2審は”Aさんが夫との事前協議なしに子供を連れて行った行為は、夫の監護権を侵害したものと見ることができますが、それによって未成年者である被害者本人の利益を侵害したと断定することができませんので略取行為に見ることができない”と無罪を宣告した。このような事件は前例がないので、大法院がAさんに対する処罰するかどうかを決定する離婚の過程で、外国人の親が韓国人の親の同意なしに子どもを外国に連れて行く行為を刑事処罰することができるかに関する初めての先例となる。

大法院によると、我々の社会で、国際結婚は全体の結婚の9%を、多文化家庭の人口は57万人で、全体の国民の1%を占めている。大法院関係者は”これまで子供を先取りすれば離婚訴訟で有利だという認識が広がっており、相手の同意なしに、まず子供を連れて行くケースが少なくなかった”とし、”もし有罪判決が出たら親権と養育権を共同で持つ親の一方が相手方との協議なしに子供を連れて行って保護する慣行も変化があるだろう”と述べた。

Aさんの弁護はギムヨンジク(58·司法研修院12期)·ハンヨンギュ(40.35期)·ヤンウンギョン(37.39期)弁護士が引き受けて公開弁論に出て、検察側イゴンリ(50.16期)最高検察庁公判訟務部長が出席する。検察側参考人はグァクミンフイ淑明女子大法学部教授が、被告側参考人はオヨウングン漢陽大ロ​​ースクール教授が出席して意見を陳述する。大法院は1時間30分ほど公開弁論を中継放送する予定だ。

ただし生中継ではなく、20分遅れ中継することにした。したがって、公開論争は2時10分に開始しますが、放送は2時30分に開始します。遅延中継をすると、リアルタイム中継に比べて臨場感がやや落ちるが、裁判の当事者の人格権やプライバシーへの懸念など突発状況が起った時に対処できる時間的余裕を得ることができる。大法院は、Aさんの身上などの個人情報が流出する恐れがあり、遅延放送を選択したと伝えられた。

大法院は今回の公開弁論中継を介して価値判断を必要とする重要事件について公論の場を用意する一方、社会統合の方向を提示する大法院の政策裁判所としての機能と役割を拡大することができるものと期待している。 大法院は先月28日、大法院公開弁論の録音、録画、撮影と中継放送をしたい者は、裁判長(大法院長官)の許可を得て行うことができるという内容を盛り込んだ改正”大法院での弁論に関する規則”を施行して公開弁論放送の根拠を作った。

チュァ・ヨンギル記者 jyg97@lawtimes.co.kr

【出典】韓国/法律新聞
http://www.lawtimes.co.kr/LawNews/News/NewsContents.aspx?serial=73175&kind=AA&page=1

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Author: hasegawa

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