【韓国】モバイルで送達文書閲覧、家で映像裁判受けて…

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モバイルで送達文書閲覧、家で映像裁判受けて…
早ければ2024年から…次世代電子訴訟青写真を見れば
パク・スヨン sypark@lawtimes.co.kr 入力:2021-09-06午前9:50:21

早ければ2024年からモバイルで判決文を検索して送達文書を受けとるだけでなく事務室や家で映像裁判を受けるなど司法手続きが画期的に変化すると見られて注目される。

司法政策研究員(院長ホン・ギテ)は3日韓国民事訴訟法学会(会長ノ・テアク)、韓国刑事訴訟法学会(会長ジョン・ウンソク)とともにソウル、中区世宗大路、大韓商工会議所議員会議室で’電子訴訟10年、回顧と展望’をテーマとしてシンポジウムを開催した。

ユ・アラム(42・司法研修院33期)法院行政処次世代電子訴訟推進団長はこの日’電子訴訟の現況と課題’をとして基調発表して次世代電子訴訟事業がもたらす変化の青写真を紹介した。

次世代電子訴訟は1次年度の分析段階をすぎて現在2次年度の設計段階にあるが、3次年度の開発段階と4次年度のテスト・転換を経て2024年オープンする計画だ。

訴え提起前類似事件判決文検索
訴訟手続き案内受けて

ユ団長は次世代電子訴訟事業が終えれば△司法情報公開ポータルで訴え提起前に本案状況と類似事件の判決文を検索して△人工知能チャットボットと質問と回答形式で24時間訴訟手続きの案内を受けて△司法情報共有センターを通じてクリックを何度かするだけで法院訪問や書類出力なしで訴状を受け付けてもらい△モバイル アプリで送達文書を閲覧して△事務室や家で映像法廷に接続して裁判を受けて△司法統合民願ポータルで現在の進行状態と次の裁判日時を一度に確認できるように改善されると明らかにした。

ユ団長は法院の業務的な観点でも△分割画面記録ビューアーを提供して記録を見る時の便宜性を高めて△原・被告側に準備書面様式を提供して検討・比較の効率性を高める一方△準備書面重複の部分を自動で確認できるようにするなど法院の業務効率性を高めるように改善するものだと説明した。合わせて△業務手続き別に脱落防止モニタリングを設定して業務の正確性を強化して△訴状受付の時に欠陥の有無を自動チェックすることができるようにして裁判業務担当者の業務負担を軽減させる方針であるといった。

法院に行かずに訴状提出
次回裁判日時も確認

彼は追加的な電子訴訟発展のためには△刑事電子訴訟を導入して△ビッグデータ、人工知能など新技術を活用した業務補助サービス強化が必要だと主張した。今年、政府は刑事電子訴訟導入のために’刑事司法手続きにおける電子文書利用等に関する法律案’を提出して現在の国会で審査中だ。

ユ団長は”民事事件等多くの訴訟手続きで電子訴訟が具現されたが刑事手続きは紙で進行されるだけに刑事電子訴訟を推進して被告人等の訴訟関係人の基本権保護を強化しなければならない”として”現在の電子訴訟は紙記録をそのまま電磁記録に変換することに重点を置いたが、これ以上紙訴訟の枠組みに閉じ込めないで電子訴訟固有の長所を最大化する制度改善が必要だ”と強調した。

引き続き”進んでビッグデータプラットホーム構築以後蓄積されたデータを分析して訴訟業務に役に立つサービスを開発するなど長期的に訴訟業務補助ツールとして人工知能技術導入に対する議論が必要だ”とした。

シンポジウムでチョン・ヒュンジェ(47・28期)成均館大ロースクール教授は’民事電子訴訟の成長と展望-規範的側面を中心に’をテーマとして発表した。

刑事電子訴訟導入
新技術活用、業務補助強化しなければ

チョン教授は”2010年3月’民事訴訟等における電子文書利用等に関する法律’が制定・公布されて韓国で電子訴訟に関する法律が最初に立法化されたが、法附則第1項で電子訴訟システムの段階的実現を想定して’法を公布した日から5年を越えない範囲で民事・家事・行政・特許訴訟、民事執行・倒産・非訟事件別に大法院規則で適用時期を別に定めることができる’と規定した”としながら”5年の期限内目標を成し遂げるためにわずか16の条文で急いで作った特別法をそのまま維持してそれにより伝統的な紙訴訟に合わせて設計された民事訴訟法は訴訟実務に対する規範力が失われている”と指摘した。

引き続き”新しい酒は新しい袋に入れなければならないように電子訴訟に符合する方法で民事訴訟法を改正しなければならない時であるだけにさらに遅くなる前に電子訴訟を基本として民事訴訟法を改正して、新しいICT環境に合うように規範を再設計しなければならない”として”△コロナ19パンデミックで突然現実になった遠隔映像裁判を適用活用できる基盤を用意して△小額事件は非対面-非接触時代に合うようにオンラインを通じて解決することによって裁判の迅速と経済を図り△これからの人工知能の嵐に備えるために司法府人工知能活用に関する原則を整えなければならない”と強調した。

チョン・ソンミン(42・36期)ソウル中央地方法院判事は’刑事電子訴訟の望ましい発展方向’をテーマとして発表して”刑事電子訴訟を導入すれば紙記録の物理的限界にともなう記録閲覧・コピーの遅延、上訴記録整理等の問題が解決されて刑事司法手続きの迅速化に寄与することができる”として”これを通じて司法の信頼向上とともに被告人の権利保障に寄与でき法院と捜査機関等の公的領域はもちろん弁護士業界でも業務環境の改善と費用削減など効果が期待される”と話した。

引き続き”ただし、電子訴訟導入にともなう刑事司法情報の集中とそれにともなう乱用の危険性を解決するために刑事司法情報の適正な管理と個人情報自己決定権の保護のための措置が必ずなされなければならず、司法府の独立や裁判の公正性が侵害されたりそういう外観を備えないようにしなければならない”と強調した。

“訴訟業務補助ツールとして
人工知能技術導入議論必要”

それと共に”現在の刑事司法手続電子化促進法は捜査機関の刑事司法情報システムに捜査機関の刑事司法情報を総合的に保存するようにしたのであるが情報利用に対する適切な統制手段を置かなかった問題があって、政府が2021年1月提出した刑事司法手続における電子文書利用等に関する法律案もまた情報の利用に対する統制規定を置かなかった問題点があるだけでなく電子訴訟と関連した細部事項を大統領令と大法院規則に規定するようにして刑事訴訟関連細部事項が大統領令に規定されることができる危険性がある”として”今後我が国に刑事電子訴訟が導入されても△刑事司法情報集中にともなう弊害防止△司法府の独立に対する体系的保障△被告人の権利保障を基本方向とした制度設計△実務担当者の変更された業務に対する適切な支援が基盤とならなければならないだろう”と付け加えた。

この日発表に先立ちエイディトゥ アブドラ(Aedit ABDULLAH)シンガポール最高裁判事とウォン・ホシン(49・28期)大邱高裁判事が’法院技術と最近開発(Court technology and the lateset developments)’をテーマとして特別セミナーも進めた。

ホン・ギテ院長は”電子訴訟の基盤である情報通信技術の発展速度が速くて今までの電子訴訟システムが未来にも有効だと大言壮語できないだけに、わが国の法院が現在のシステムに安住しないで次世代電子訴訟システム導入に拍車を加えている”として”今日のシンポジウムが電子訴訟の過去と現在の経験を振り返ってみて未来の電子訴訟システムが進む方向に対して議論する意味深い場になったように願う”と話した。

発表資料は司法政策研究員ホームページ(https://jpri.scourt.go.kr/)で無料でダウンロードすることができる。

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?serial=172642&kind=AA

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Author: hasegawa

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