【韓国】非対面時代の登記制度

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非対面時代の登記制度
ユ・ジョンヒ副会長(ソウル中央地方法務士会)入力:2020-10-29午前9:26:47

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‘消費者の便宜’という理由で金融圏では非対面金融サービスを拡大しているが、私たちの社会は最近預金名義人の意思に反した不法決済、不法貸し出し等の非対面金融サービスの弱点を利用した金融事故を経験したことがある。

このように非対面という時代の流れである制度の利用便宜性が増大するほどセキュリティーの脆弱性が大きくなって、当事者の真意が歪曲される可能性があることをたまに経験していることが否定できない今日の現実だ。

私企業が提供する金融サービス事故はほとんどの預金名義人の金銭損失問題に帰結されるのでもちろん訴訟など容易ではない過程があるが終局的に金銭賠償を通じて預金名義人の被害が回復することができるが非対面登記事故を考えれば明らかに金融事故とは違った問題が発生するだろう。

国土交通部では’契約から登記まで紙書類・機関訪問なしで非対面で’という旗印で非対面登記を先導(?)していて、最近企業銀行ではすべての過程を非対面で進める不動産担保貸し出しサービスを開始するというが、資格者代理人制度の形骸化、登記ブローカー乱立など現在の登記実務で発生している問題を改善しようとする努力を傾けないまま非対面登記を強行、拡大して登記事故が発生するならば単純な金銭的問題ではない登記制度という国家の公的システムに対する信頼き損という重大な問題に直面することになるだろう。

コロナ19によって非対面が時代の話題といってもすべての社会・経済的活動を非対面だけでできないことなのだが、登記手続きで登記の信頼を担保する役割は当然実務家である資格者代理人が遂行しなければならなくて、資格者代理人が登記の真正性を把握するためには登記当事者を直接対面確認することがその何より確実な手段であろう。

登記ブローカーが乱立している現在の登記実務の問題点を解決しようとする努力、登記当事者の真意による真正性ある登記のための資格者代理人の登記当事者直接対面確認制度施行など登記制度の信頼を傷つけないとする努力が非対面時代のエラーを正して、非対面時代のわなに陥らない近道であろう。

ユ・ジョンヒ副会長(ソウル中央地方法務士会)

【出典】韓国/法律新聞
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-Opinion/Legal-Opinion-View?serial=165261&kind=BA03

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Author: hasegawa

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