【韓国】[経済インサイド] 知って使えば役に立つ‘不動産電子契約’

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入力2019.04.29 (18:17)修正2019.04.29 (18:29)KBS経済タイム

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不動産取引の便利さと透明性を高めるために3年前、政府が導入した制度があります。’不動産電子契約システム’というものだが使用率が1%もなりません。ほとんど知らないためですが。不動産電子契約は、どういうものか、どんな長所があるのか、龍仁(ヨンイン)ソンダム大学法務警察課チャン・ワンギュ教授と調べてみます。不動産電子契約、私たちが売買や賃貸借契約をする時に紙にサインしてする、こういうものを電子システムを通じてすべてするのですか?
[返事]
‘不動産取引電子契約’は既存の紙契約書や印鑑証明書の代わりにPCとスマートフォンを利用してオンライン上電子方式(電子文書利用)で不動産取引契約を締結することをいいます。ICT

[仮訳者注:ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションをいう。]

技術の発達で不動産売買時に公認認証および電子署名で(売渡用)印鑑証明書なしで契約が締結されて、オンライン電子方式による非対面取引機能で場所に束縛されることなく迅速な処理が可能で大規模分譲取引に非常に効率的です。時と場所に関係なく不動産契約を締結できて便利です。

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ところで主人と顔を見て契約しても不安な心があるが、このように顔を見ずとも契約できるというのが長所でしょうか? このような危険性を補完できるものがありますか?
[返事]
身分確認を通じて電子契約システムにあらかじめ登録された開業公認仲介士と取引当事者間に電子契約の進行過程別に公認証明書、電子署名および携帯電話本人認証を通じて身分確認を徹底しているので信じて契約を締結することができて、電子契約書が公認電子文書センターに保管されて偽・変造が防止されて安心してこれを信じて取引できて保存機関内には個人がいつでも問い合わせて確認できる長所があります。従前より便利で確実な方法で非対面画像ソリューション(ページストック

[仮訳者注:「カカオトーク」におけるビデオ通信機能のこと。]

、スカイプなどの画像チャットと類似)導入等を通して非対面の安全性を補完していく予定だということと知っています。公認仲介士に対する徹底した身分確認が保障されるので無資格・無登録者による不法仲介行為から保護されることができます。

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不動産契約後にあれこれ申告したり申し込むことが多いが、電子契約をするとこのような煩わしさが減るのですか?
[返事]
電子契約をすれば契約だけで売買の場合、すぐに実取引価格申告が、住宅賃貸借の場合には確定日付申請と付与がワンストップで処理されて別に申告したり住民センターを訪問する必要がなくて非常に便利です。また、金融機関を通した融資時または電子登記時に電子契約システム内で照会と呼出を通じて取引完了した電子契約書を手軽に添付して処理できる長所があります。

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家主は不動産取引情報が流出することがあるという憂慮のためにこのような電子契約を敬遠するといいましたよ?
[返事]
不動産取引電子契約システムは国土交通部で運営しているシステムで電子契約書の生成と署名、そして保管に至るまでデータベースの暗号化、公認電子署名、携帯電話本人認証、タイムスタンプ、公認電子文書センターの保管などの多様なセキュリティ技術と手段が結ばれて安心取引を支援しています。簡単に申し上げれば個人情報を含んだすべての契約情報は暗号化されて、公認電子文書センターにおいて安全に保管されます。

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電子契約をすればインセンティブがあるといったんですよ?
[返事]
まず協約都市銀行で融資時に優待金利が適用されます。 (0.1%~0.3%p割引)
また、住宅都市基金で支援する「応援」住宅購買者資金融資および「支援」伝貰資金融資時に貸出金利が0.1%追加割引されて、韓国住宅金融公社の伝貰保証利用時には保証料率も0.1%p引き下げされます。その他に電子契約協力法務代理人

[仮訳者注:「電子契約協力法務代理人」に関しては、
【韓国】国土交通部の登記報酬割引広報の違法性
https://www.e-profession.net/asiken/archives/5952 
【韓国】“不動産電子契約システム関連特典疑惑ある”
https://www.e-profession.net/asiken/archives/5860 を参照。なお、上記記事は共に2016年のものであり、現時点における法務士界の動向と異なることも考えられますのでご留意願います。
「電子登記法務代理人検索サイト」(不動産電子契約による不動産登記申請業務を代行して登記手数料割引サービスを提供する法務代理人の概要と位置情報を提供します。)参照。
https://irts.molit.go.kr/usr/cmn/main/home/RtecsJcffrSearch.do]

を利用するとき登記関連法務代行報酬料が30%割引されるなど各種インセンティブがあります。そして仲介報酬一部支援バウチャー制度を通じて一定規模以下の住宅(専用85㎡および伝貰保証金基準3億ウォン以下)を賃借りする就職3年以内の社会新人、大学生(在学生、休学生)、結婚3年以内の新婚夫婦などを対象に一時的先着順で賃借契約仲介手数料10万ウォンを支援しています。

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タブレットPCやスマートフォン使用になじまない高齢層は困難があるんじゃないでしょうか?
[返事]
電子契約に不慣れな方々のためには‘国土部不動産取引電子契約システムで<電子契約やってみる>動画(約10分)が提供されていてこれを見てゆっくりまねれば大きい不便なしで電子契約システムを利用することができて、または- <電子契約システム顧客センター>(1833-4662)を通した遠隔支援サービスでもインターネットに不慣れな高齢層が電子契約を易しく締結することができるように助けてあげています。追加で国有財産不動産契約にだけ限定された内容だけれども、韓国資産管理公社(ケムコ)と韓国鑑定院は国有財産不動産電子契約サービスを拡大するために「国有財産の効率的管理および電子契約活性化のための業務協約」を締結する一方、韓国資産管理公社(ケムコ)は今年4月から全国の27個の地域本部および支部に電子契約専用アプリ(App)が設置されたタブレットPCを配布して高齢でPC、スマートフォンなど情報通信機器活用に困難があったり島嶼・山間などに居住して窓口訪問が不便な利用顧客のために職員が直接顧客を訪問する‘訪ねて行く電子契約締結サービス’を提供しています。

[アンカー]
使用率が1%もなりません。不動産電子契約が席を占めようとするならどんな制度改善、補完が必要と見ますか?
[返事]
制度の一元化問題なのですが、電子契約をうまく締結したが瞬間、紙契約に退歩する場合も発生します。すなわち不動産取引申告制と検認制の二元化から発生する問題点です。例えば、最初アパートを単独で譲り受けた後に夫婦共同名義へ変更する場合がよく発生するが、この時、贈与契約に該当して不動産取引申告でなく「不動産登記特別措置法」上自治体長の確認過程である検認をしなければなりません。そうなるとシステム上互いに関連していないのでこれ以上電子的処理が不可能になります。電子契約の活性化のためには関連政府部署の緊密な協議を通した法制度の事前整備および後押しが必ず必要だといいます。これと共に公認仲介士中心の広報戦略から国民中心の広報戦略に修正して国民の皆様が一日も早く電子契約の便利さと安全性を認知してたくさん活用することができるように対国民広報を強化する必要があります。

【出典】韓国/KBS NEWS
http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=4190422&ref=A

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Author: hasegawa

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