第13回日韓パートナーシップ研修実務研究課題(みんけんプラザ673(25.5))

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みんけんプラザ<民事研修673(25.5)>に以下の論文が掲載されています。

「オンラインによる登記事項提出の手続」と「韓国e-form」の比較から商業・法人登記申請形態の今後の在り方について考える(前さいたま地方法務局法人登記部門登記官 藤原幸喜子氏」

「オンラインによる登記事項提出の手続」と「韓国e-form」を比較するということについては、必要なことで、詳細な比較検討がなされています。そこからの商業・法人登記申請形態についての検討がされています。著作権の関係でここに掲載することはできませんが、じっくり読む必要があると思います。

私は、第1回・第2回日韓学術交流報告書の「はじめに」において、次のように述べました。

韓国側から、日本ではどうかという質問があり、日本では「電子で送れない紙媒体のものは紙のまま持参または送付すればよく、これを特例方式と呼んでいます」と説明しました。私はこれを紙と電子のハイブリッド方式だと例えて言いましたところ、このハイブリッドという言葉が新鮮に聞こえたようでした。
 ハイブリッドと言えば、韓国にもe-form申請という申請方式があり、法務士の多くはこの方式を使用しているようですが、これは言わば書面申請+登記事項前送方式(日本の商業・法人登記で採用されている「登記・供託オンライン申請システムによる登記事項の提出」方式)ですが、大法院のインターネット登記所サイトにログインして作成された申請書を印刷すると同時にサーバーにデータが送信されることと、印刷された申請書にバーコードが印刷され、登記所ではこのバーコードを読み取ることでデータがサーバーから登記所に送信されてくるという仕組みに工夫があります。
 日本の商業・法人登記で採用されている「登記・供託オンライン申請システムによる登記事項の提出」制度においては、先に提出した登記事項と後から提出される申請書とを関連づけるため、システムからの到達通知を申請書に添付するか、若しくは申請書に提出番号を記載する等の措置を講じていますが、登記事項提出書を印刷することによって同時に申請書が作成できるわけですから、ここに自動的に両者を関連づける工夫があれば、さらに使い勝手がよくなるのではないかと思われます。

今後のさらなる研究の参考になることを期待します。

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Author: hasegawa

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